「星に願いを。」即席函館旅行

はじまり

5月1日にの映画の日に見に行った竹内結子主演の「星に願いを。」。 舞台は函館。 満点の星空のシーンを見て、「函館いいなー」と思った。 で、5月3日、たったの3連休とはいえゴールデンなウィーク。 午前中はダラダラしていたが、夕方、ふらりと出発。

5月3日 夜

DSC00309.jpg [640x480:51.3k] 19:03 上野発の寝台列車「北斗星3号」で出発。 ちなみにチケットはふらりと出発した後でも余裕で取れたり。 ロビー車の椅子は相当座り心地が良く、ここで過す。 ちょうど旅の仲間読んでいる時に、映画がテレビで流れてたり。 あっという間に追い着かれ、追い越されたので、さっさと寝る。

5月4日 朝

気が付いたら函館到着10分前。 携帯目覚し、やはり使えねー。 函館着は 6:34 。 まずは朝市で腹ごしらえ。 軽く一周して、空いてた店でうにいくらいか丼を食らう、うめー。 ついでにカット夕張メロンも食べる。 おばちゃんにその場で更に詰められてしまったうにの瓶詰のみ買って、朝市を発つ。

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市電に乗ってどっく前まで行く。 映画でも見たけれど、市電走っているなんて素敵な光景。

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函館どっくに着くと、そこはもう港。 って、駅に着いたすぐそばから海だし港だったけれど。 海沿いの街並を外人墓地にむけて、のんびり散歩。 まだ早朝なんだよね、気持いい。

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外人墓地周辺から元町方面に向かう。 この辺りは函館山のふもと(?)なので、水面よりは遥かに高いところにある。 で、海はすぐそばにあるので、どこも坂が急。 そして坂の上からは真っ直に海が見下ろせる。

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元町では函館公会堂、たくさんの教会、公園などがありーの。 いままで全然人に会わなかったけれど、ようやく集団に出会った。 さすがにこの辺りは観光名所のよう。 普通の時間になっただけ、という気もするが。

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DSC00333.jpg [640x480:61.1k] また、ここには函館山山頂へのロープウェイがある。 攻め込むのは夜景を見るとき、ということで、このまま山沿いに進んでいく。
DSC00332.jpg [640x480:105.9k] 5月だっちゅうのに桜が咲いていたり。 今年は花見が2回もできちゃいました。
DSC00338.jpg [640x480:116.7k] 碧血碑。 函館は幕末の街でもあるんだよね。

更に山沿いに進んでいく。 時折見える街と海の光景を眺め、時折聞こえてくるほーほけきょに耳をすませばしてみる。 天気もほどよく、のどかだー。

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そうこうしているうちに、ようやく立待岬に到着。 風が非常に強く、肌寒いくらい、だけど気持いい光景。 売店で売っていたつぶ貝の串(焼いたのではなく煮込んだの)がめちゃくちゃ美味しかった。 風のせいで一瞬で冷めちゃったのが残念だったけれど。

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DSC00230.jpg [640x480:41.4k] 立待岬をあとにして街の方へ戻る。 啄木一族の墓があったりする通りの途中で見上げてみると、 函館山の山頂が見えたりします。 どこからでも見えます。

5月4日 昼

市電に乗って、一気に五稜郭まで行く。 途中有名な塩ラーメン屋さんで昼ご飯を食べる。 並びました。

で、五稜郭に着きました。

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タワーは立っていますが、城ないです。
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桜咲いてます。

こんなの城郭じゃねえ。 平和なただの公園でした。 これはこれでいいけれど。 でも、タワーにあった資料館で五稜郭の城の説明とかを読んで改めて見直すと、 ちょっと面白かった。 やっぱり城だったんだなあ。 あと、函館戦争の話もあって、資料館はなかなかよい。 大量に並んでたので、 展望台には行きませんでした (おい)。

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で、ちょっと先の函館競馬場まで当たり前のように行く。 歩いて行ったら迷いました(市電だとすぐ)。 開催日ではないので、人も少なくのんびり転がれました。 ここで暫く疲れた足を休める、ちょっと高いお金を払って。

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お、これは笙吾が死んだ後目覚めた市電の車庫ではないか? DSC00249.jpg [640x480:63.8k]

この先(湯の原温泉)に行くにはあんまり時間がなかったので (店などがやっている時間に間に合わないという意味で)、 函館駅の方に帰ってくる。 で、そのそばにある歳さんの終焉の地を参ってくる。 また燃えよ剣読みたくなったよ。

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5月4日 夜

夕ご飯をを求めてベイエリアを彷徨う。 だんだん時間も遅くなってきて、いよいよライトアップが始まる。 夕ご飯はなぜか回転寿司。 一人で食べると結構いっちゃうなあ、と思ったけど、そうでもなかった。

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ライトアップされた街を散歩していると、見覚えのある場所が!!

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個人的趣味の観光地だけを周るのもなんなので、有名な元町周辺をもう一度うろうろ。 昼と夜で二度楽しめます。

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ようやくロープウェイで函館山へ行く。 ここもまた混みまくっていたが、ロープウェイは一杯人が乗れるので、 すぐに山頂に行けた。 途中、下の家の中まで見えましたが…

山頂からの眺めは言うことありません。 わざわざ混みあった展望台から見なくても、下からで十分です。 風は冷たかったけれど、1時間くらいぼけーっと見続けてしまいました。

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DSC00290.jpg [640x480:27.6k] 帰りの電車が 23:40 とかいうとんでもない時間だったので、 かたっぱしから観光地や店が閉まった後も時間をつぶさなければならない。 GLAY も通ったらしいラッキーピエロという金賞なハンバーガ屋で、ガッツリ食べてしまう。 夜食にしては多すぎたよ。 これでも時間を潰しきれなかったので、もうちょっと海沿いを散歩する。

これで乗り遅れたら大笑いだが、無事寝台で帰る。 帰りもロードオブザリングやってたのですが。

5月5日 朝

上野に帰り着いたのは11時。 遠いっすよ。

おわり

以上、このような思い付き旅行となりました。 丸一日あれば、函館はかなりの場所を周れます。 そんなに広くもないので市電をメインに、あとは徒歩で移動できます。 みなさまも是非思い付きで行ってみましょう。

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$Date: 2003/06/22 02:38:22 $ (UTC)
Yohei Terada (youhe@cherrylain.que.ne.jp)