ハイパー日記システムをインストールしよう
なまずで検索しよう
hns-mode.elを使って快適編集
最新版のhnsを使ってみよう

ハイパー日記システムをインストールしよう

ま、覚え書きのようなもんです。 最近は非常に便利になってきていますので、簡単にインストールできると思います。 バージョンアップなどで上書きインストールする時は、ホームディレクトリに .hnssetup というファイルがあると、設定を読み込んでくれるようです。

  1. ソースをとってくる。 今回は hns-2.10-pl1.tar.gz をインストールしました。 どうやら i-mode 対応らしい。
  2. ドキュメントを読む。
  3. 展開したディレクトリに移り、sh hns-setup.ja を実行する。 日本語で質問されるので、きちんと答えましょう。 便利な世の中になったものだ。 うちの設定では「日記ディレクトリ」を ~/diary 、「ウェブ日記ディレクトリ」を ~/.public_html/diary にしました。 これでインストール完了です。 私は間違って、この後 make install してしまいデフォルトの設定で上書きしてしまいました(;_;)
  4. w3m なり netscape なりでアクセスしてみましょう。 普通なら ~/diary/2000 以下にちゃんと日記ファイルがあれば、日記が表示されます。 インストール時にテスト用が入っていたので、それで確認しましょう。
    うちは普通じゃなかったので見れませんでした。 注意点は
    perlのパス
    Makefile を修正しておけばよいようですが、めんどかったので cd /usr/local/bin ; ln -s /usr/bin/perl . とかしてしまいました。
    日記ファイルなどのパーミッション
    chmod o+r hoge
    とかです。 それでも見れない人は wwwoffle とか使ってませんか? 既知のバグ に詳しく書いてあります。 私は wwwoffle.conf の CensorHeader に User-Agent = WWWOFFLE を加えておきました。 ていうか も同じとこではまっていたのに全然気付きませんでした。 進歩なし(ToT)

これにて快適な日記ライフがおくれるようになりますね。

なまずで検索しよう

これまたドキュメントを読みましょう。

  1. namazu をインストールする。 ports や package でいいです。 インストールされていれば問題なし。
  2. namazu_for_hns-2.0-pl4.tar.gz を取ってきて展開。
  3. インストールする。 ./setup.sh /usr/local です。/usr/local ってのは namazu が /usr/local/ 以下にインストールされてるよんっていう事。 ちなみに rpm で namazu をインストールした場合、 setup-rpm.sh を使うと一発でインストールできます。
  4. インデックスをつくる。 cd ~/diary/bin ; ./hns-index2 です。
  5. 検索してみる。 うまくいかない場合は、~/.public_html/diary/config.ph の中の $UnagiURL = "namazu.cgi"; が実際にインストールされたcgiと同じか確認してみましょう。

これで晴れて、日記を検索できるようになりましたね。

hns-mode.elを使って快適編集

emacs20系、またはxemacsを使っているなら、これを使うと楽しく日記を書けます。 というわけで hns-mode.el を取ってきませう。 展開して lisp を読めば設定の仕方も分かります。

基本は load-path の通ったところに hnf-mode.el を置くことです。

      (setq load-path (nconc load-path '("/home/jiro/terada/lib/lisp")))
    
でしょう。 で肝心の設定は、
      (autoload 'hnf "hnf-mode" nil t)
      (autoload 'hnf-mode "hnf-mode" nil t)
      (setq auto-mode-alist (cons '("\\.hnf$" . hnf-mode) auto-mode-alist))

      (setq hnf-diary-dir "~/diary")
      (setq hnf-html-dir "~/.public_html/diary")
      (setq hnf-diary-year-directory-flag t)

      ;; 8. M-x hnfにて新規ファイルを開いた時に、実行したい関数をhnf-initial-function
      ;;    に設定します。"OK"を自動挿入したければ以下のようにします。
      (setq hnf-initial-function '(lambda () (insert "BASHO \nTENKI \nOK\n\n")))
 
      ;; 11. 時間を挿入したいならば hnf-insert-time(C-cC-t) を使います。
      ;;     フォーマットは hnf-time-format で変更できます。
      ;;     C-uC-cC-t でカーソル以降に既に挿入されている時間を現在の時間に
      ;;     変更します。
      ;;
      ;;     また hnf-write-file-insert-time(C-cC-s)を評価すると、ファイルの末尾に
      ;;     時間を挿入しファイルを保存します。
      (setq hnf-time-format "~\n~\n(%H時%M分に書きました)")
    
とかいうふうにしました。 他にもいろいろあります。

これで快適に日記が書けますね。 ちなみに私は家では jed を使っていた時もあったのですが、hnf-mode が使えませぬ。 ちゅうわけで付属の html.sl をいぢって hnf.sl っちゅうもんを作りました。 hnf-mode.el に比べて遥かに使い難いです(^^; が、色がつくので見やすし。

最新版の hns を使ってみよう

リリース前に楽しい機能が入ったり、新しもの好きだったり、ヒトバシラーになってやるぜ、 という人は最新版を使ってみると、幸せになれるかもしれません。 私の幸せ度合は こんな具合 だったようです。

そのためにはまず最新版のソースをゲットしてきます。 簡単な方法は、 最新版の snapshot を取ってきて展開すればいいでしょう。 CVS が使える人は、CVS でソースを取ってくる方が便利でしょう。 「[hns-users:00839] howto: cvs でのソースの取得方法」 に詳しく書いてあります。 CVS 自体の使い方は バージョン管理システム CVS を使う が役に立つと思います。

ソースを取ってきたら、あとは通常のリリース版と同じ。 まずはドキュメントなどを読んで、新機能のことや、アップグレード情報をチェックしましょう。 前に hns を使っていた場合、そのままの設定だと前の環境を上書きするので、気を付けましょう (私が hns-2.10-pl1 から 2.2-beta1 にアップグレードした時は特に不都合はありませんでしたが)。 また開発版なので、不具合があるかもしれません。 2.1から2.2ではテーマファイルの書き方が少し変わっていたりします。 そういった情報は 開発ML で話題になっている可能性もあるので、チェックすることをお勧めします。 さらには発言などして、開発に貢献できると楽しいのではないでしょうか? (なんもやってねー)。

これで、楽しい最新版が使えるようになりましたね。 最新版で使える新機能で、素敵な日記を作りましょう。

お帰りになる

$Id: hns_install.html,v 1.2 2002/05/06 15:50:27 youhe Exp $
Yohei Terada (youhe@cherrylain.que.ne.jp)
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