ひきづりこまれる上海旅行 2006/9

はじまり

ちなみに私は海外旅行に行ったことがない。 海外といえば北海道か九州で十分と逃げていた。 でも、仕事で行かされそうになっていたためパスポートは持っていた (結局行かずに済んだ)。 そんなある日、会社の友達より「上海行かねー」のお誘いが。 計画は全て先輩がしてくれるとのこと。 家の引き出しで寂しく泣きながら眠っているパスポートのことがちらりと頭をかすめる。 ほな、行きますか、と初海外旅行はこうして始まるのであった。

9月16日(土) 午後

午後には出発して、参加メンバーと待ち合わせ。 メンバーは会社の同期と、今は辞められた先輩。 どちらも既に上海は体験済み。 なので素人の私も安心。 いわれるがままに着いていく。 とはいえ、飛行機に乗ったのは19時。 集合してから実際に飛び立つまで、待ち時間長過ぎ。 それまでは出発ロビーにある居酒屋でビール飲んで過ごす。 ソーセージ盛り合わせ食べながら、ドイツ行きたいな、なんて不埒なことも考える。

上海への足には JTB のツアーを利用、7万ちょい。 初海外の飛行機だからといって特に感慨はなし。 初めて食べた機内食が温かかったことにはちょっと感動したけれど。 放映していた「バルトの楽園」は最後まで見れずに寝てしまった。 で、3時間くらいのフライトで上海甫東空港へ到着。 19時成田発で到着は21時くらい。 これが時差というものですね、時差1時間、初めて時差を味わう。 時計は携帯しか持って行っていなかったが、 特に現地時間に合わせることもなく過ごすことにする。 ホテルは空港から来るまで1時間程度の距離。 そしてホテルは結構24階の部屋、結構きれいな部屋。

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9月16日(土) 深夜

で、早速飲みに行く。 強烈なつぼを付くピンポイント攻撃食らう。 さすが大陸。

9月17日(日) 午前

観光1日目。 まず始めは中国一高い金茂大厦に上りに行く。 ホテルの最寄り駅は東方路という地下鉄の駅だったが、実は2006年中は閉鎖中、 というとんでもない状態。 このことに気がつくまで、しばらく駅探しに明け暮れる。

ようやく駅がないことに気付いたので、おとなしく2駅分歩いて行くことにする。 金茂大厦は東方明珠塔の側にあって、どちらもかなり高いので、 遠くからでもよく見える。 なので結構近く見えたが、かなり歩かされた。 甫東のあたりは片道4車線で、とても広い。 歩道も激しく広い。 そしてずっとまっすぐ、ひたすらまっすぐ。 しかも今日はすんごく風が強くて、歩くのにはかなり疲れた。

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ようやく金茂大厦にたどり着く。 で、三菱のエレベータでさくっと88階まで飛ばされる。 眺めはかなりいいが、ちょっとガスってる感じ。 あと見えないくせにいろいろな土地までの距離が書いてある。 ロサンゼルスまで1万kmってなんだよなあ。 あと、真ん中は30階程度吹き抜けになっている。 超怖い…

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9月17日(日) 午後

そのあとは豫園に地下鉄とタクシーで移動。 地下鉄は切符ではなくカードみたいなので乗る。 日本とは大分違う感じ。 切符は自動券売機で買えるけれど、お札が使えない可能性が極めて高いので注意。 券売機的には口はあるのだけれど、片っ端から故障している… で、地下鉄は結構混んでる。 あと、次の電車の到着時間まであと何分,という表示が出る。 ちょっと便利。 電車の中には何かを表示できるモニターが付いているが、Linux のようなものが延々と再起動を繰り返していた… ちなみに2年前もこうだったらしい…

タクシーはいろいろな会社のものがいっぱい走っている。 ツアーの人曰く、扉に電話番号が書かれているタクシーは安全とのこと。 この指示に従ってずっと選択した。 日本のタクシーは前と後ろで別れている感じだけれど、 上海のタクシーは運転手席のみに囲いがあって、助手席との間にも壁がある。 行き先は日本のガイドブックでも指差せばなんとか通じる。 でもよく考えたら日本の漢字と簡体字では全然違うよね。 料金はメーター制なので安心。

ようやく豫園に着く。 まずは界隈を散歩。 そこにある和豊楼という食堂でお昼ご飯。 ここは自由にお皿を取って最後に会計をする、という仕組み。 いろいろな種類があるので、いろいろ楽しもうといろいろ取ってしまう。 気がついたらとんでもない量。 全然高くはなかったけれど、半分以上残してしまった…

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豫園の中は有料。 外人の観光客が多い中(って私も外人か)のんびり中国庭園を楽しむ。 途中漢方茶のサービスがあった。 日本語の話せる人にひたすら漢方茶のいろはを教えてもらう。 なかなか話が楽しくて、お茶を飲みながら30分程度聞き続ける。 で、親の土産として漢方茶を買って帰る。 国営だから安いらしい。

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9月17日(日) 午後

雲峰劇院の上海雑技団を見に行く。 JTB のパックで申し込むと、すごく手続きが簡単で、しかも送迎付き。 上海雑技団、マジですげえ。 最初の頃の出し物もすごいのだけれど、 一番最後にやったバイクのアクロバット走行がすごすぎる。 球形の檻にバイクが入って中を上へ左右へひたすら回り続けるのだけれど、 だんだんバイクの台数が増えていき、最後は6台。 ぶつからない方がおかしいのですが… バイクが飛び出したときは、イメージしていた雑疑団とは大分違うなと思ってし まったけれど、あんなこと普通の人にはとても出来ません。~ ちなみに、時々失敗してくれました。 回している皿も落としてくれました。 くっついているわけではないのね、ということが納得できました、はい。

9月17日(日) 深夜

で、今日もあしたの計画を練りつつだらだら飲む。

9月18日(月) 午前

comming soon!

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$Date: 2006/09/24 09:10:49 $ (UTC)
Yohei Terada (youhe@cherrylain.que.ne.jp)