そもそもの始まりは、バイト先でこいつを見たときでした。 といっても見たものはDOSモバでした(いや違うかも)。 持ち運ぶには嫌にでかく、でも私のりぶと比べると異様に軽く感じました。 このでかさというやつがモバの重要なファクターだったのですね。
モバ熱が沸騰したのは PocketBSD に魅かれたからです。 というのも、もうりぶを持ち運ぶのが苦痛になってしまったからです。 まあ世の普通のB5ノートと比べればはるかに軽いのですが、 軽いのを持ちつづければ重くなってしまう ものです(わがまま)。 さらにモバにはどうやらDOSとCEの二つの種類があるようです。 DOSモバにはFreeBSDがのっかていて、CE機にはNetBSDがあります (Linuxという選択肢もありましたが、あっさり消えました)。 NetBSDの方、つまり NetBSD/hpcmips は完全にNetBSDの一部となっているようです。 どうせなら新しいやつがいいと、CE機をメインにして調査しだしました。
モバ(Mobile Gear)っちゅうのは ここいら を調べればよく分かります。 最近売っているのはCE機であるモバギ2です。 ミーハーなわたくし的にはポスペに魅かれました (ていうかこの時点で本来の目的を忘れている)。 といってもカラー対応の品はバッテリの持ちがモノクロより良くないようです。 つまりMC/R330の方が妥当なようです。
というわけで市場調査に新宿や渋谷へ出かけました。 結果は一言高いってことです。 5万も7万もだせるか! そこへ登場したのがドコモバ2(Mobile Gear for DoCoMo2)でした。 こいつはCF用のスロットとPCカードスロットが一つづつ付いていて、 しかも携帯も直接させるという、 まさにモバイルの鏡のような機種のように見えました。 しかも安い(らしい)。 といってもそこいらには売ってません。 ちょっと 検索 したらごろごろ転がってました。 ありがとう、27000円で買わせていただきました (後日19800円とかで転がっていたという話を聞いてしまった(;_;))。
最初96MのCFが手に入るのが遅くなり、我慢できなくなって、 ACアダプターとかを買い出しに行った時、16MのCFも買ってしまいました。 そして当然そんな容量には普通じゃおさまらず、時間だけが無駄に過ぎていったとさ。
さて、96MのCFが手にはいったのでさっそくソースを取ってきてインストール、 といきたかったのですが、ま、普通はネットワークの設備があるべくもなく、 FTP、NFSなどでインストールはちょっと無理な感じがしました。 しかしドコモバ2はCFのスロットとPCカードのスロットがひとつずつあり、 CFとスマートメディアを持っているので、 FreeBSDみたいにDOSパーティションからインストールしたいもんです。
うちの資源は
CEでpbsdboot.exeをタップしてbootします。 選ぶのは\netbsdと自分のもってる機種名。 ちょっとするとbootしてメニューがでてきます。 まあ、詳しくは ここ (情報いっぱい)や ここ (Winを使ってftp install、絵がたくさんあって分かりやすい)や ここ (ここを読まねば助からなかった…)でも読んですださい。 重要な事はCFをDOSとNetBSDの両方に分けること。 全部BSD用にしちゃうとshutdownするたびに悲しい思いをしてしまいます。 しかもこのせいかDOSパーティションが実際のサイズと異なってしまい、 めちゃくちゃ困りました。 この時はまた全部BSD用にして、もいっかい切りなおすといいようです。
さて私はDOS用に3M、rootに85M、swapに12Mくらいとしたと思います。 そして切るところまではなんとかいきます。 配布ファイルを展開する段階でどうやっても16M(wd1)の方を認識できません。 そもそもFreeBSDとdevice名がちょっち違うのでよう分からん。 しゃあないので、 ここ に書いてあるように自力で展開しました。 これでbootさせればはれて(とりあえずだが)NetBSDが起動します。